
二酸化炭素削減にむけて
二酸化炭素(以下CO2)等の温室効果ガス(地球温暖化ガス)が地球の生態系や人間の生活環境にさまざまな悪影響を及ぼし始めているということは皆さんもよくご存知だと思います。現在、日本では一人当たり年間約10t(環境省 2008年版環境白書より算出)、特に家庭からは年間約2.2tのCO2が排出され、その量は約124万l(25℃,1.000hPa)、お風呂の容積に換算すると約6千杯にもなります。
地球温暖化を防ぐためにはそれらCO2を減らさなければなりません。実際、日本でも多くの人にその重要性は認識されてきており、ロハスという新しいライフスタイルの提案やクールビズ、マイバッグ運動といった省エネ活動が盛んになるなど、具体的な取り組みも進められるようになってきています。
しかしその一方で、人が生活をしていく以上、CO2排出量をゼロにすることは不可能です。
「カーボンオフセット」という考えかた
そこで紹介したいのがヨーロッパを中心に急速に広がっている「カーボンオフセット」という新しいCO2削減の考え方です。クールビズなどの省エネ行動は、できる限りCO2の排出量を減らそうという発想ですが、「カーボンオフセット」とは省エネを実行した上で、それでもなお発生してしまうCO2を、クリーンエネルギー事業などを支援したり、植林、森林保護の推進などによって打ち消し、削減しようとするものです。
「省エネ」と「カーボンオフセット」の2つの方法をうまく用いることで、CO2の排出量を減らすことができます。
